< 「SANUNITフェス in かごしま」の経緯について >
2022年2月4日
本イベントの経緯につきまして、ブッキングを担当しておりました2社より、次の通りご説明させて頂きます。
今後主催との争点となる場合があるため、一部の経緯につきましては公開を控えさせて頂きます。
本発表以外のことにつきましては、ブッキング担当2社より公表しておりませんので、憶測等による発信をお控え頂き、ご理解を頂ければ幸いです。
<まとめ>
主催との主なトラブルは、イベント概要書や収支予算書などの資料、助成金、後援、協賛、行政、政治家などの名称使用、警備やシャトルバス、式典(花火)などの進行状況等などに、多くの事実と異なる点が見られ、他にも出店者には事実と異なる情報で出店料を集め、一部の出店者が主催より受けた説明と違うことを知り、主催をお店に呼び出して警察沙汰になったにも関わらず、その経緯についての説明や報告も無く、協賛予定であった企業には協賛予定の無い企業名を複数社用い、あたかも多くの協賛金を得ている(得られる予定がある)ことなど、主催より受けた話と違い、更にイベント内容や出演料等の一方的な変更など、これらの行為について主催に不信感を持ち、同意することも出来なかったということです。
<主な業務について>
主催者 ←→ (社)芸能研究生 ←→ ASUM(株)
【主催】主催業務全般
・会場、会場設営(施工)、音響・照明・電源関連、警備、スタッフ、シャトルバス、花火、式典、出店業者、チケット販売関連などの手配
・一部出演者のブッキング業務(主に地元や九州などイベント主旨に合った出演者など)
・後援や協賛(コラボ含む)行政、政治家などへの申請や交渉(営業)
・SNSなどでの情報発信や内容の確認、発信の指示
・その他、イベント開催に関わる全ての業務
・進行状況などの情報共有等
※一部利益を県・市などに寄付する予定もあったようです
【(社)芸能研究生】仲介および取りまとめ作業全般
・主催とASUM(株)の仲介(出演条件やアーティスト写真など)
・ブッキング業務(4組)
・主催より電話等で聞いた内容を最新情報に更新する作業(概要書など)
・タイムテーブルの作成や、お客様、出演者様への各種案内資料の原案作成、更新作業
・出演者様への各種案内や現状報告など(ASUM(株)担当の出演者を除く)
・Twitterでの情報発信代行(2021年12月22日まで)
・その他、イベント開催に関わる取りまとめ作業(会場配置図や音響・照明なども含む)
※代行手数料+イベント当日のお手伝い賃などを得る予定でした
※当初は共催予定でも進めていましたが、主催より取り下げられ同意もしました
【ASUM(株)】出演交渉や出演契約全般
・ブッキング業務(22組+MC)や旅行会社への渡航宿泊関連の手配代行
・ステージや楽屋、出演者の現地移動に関する出演者回りの調整代行
・出演者様への各種案内や現状報告など(担当した出演者様のみ)
・主催と作家(MC台本)やホームページ制作に関する仲介
・主催や(社)芸能研究生への情報共有等
※代行手数料+出張料などの実費を得る予定だった
<主催の信用調査について>
イベント概要書や収支予算書などの資料、助成金、後援、協賛、行政、政治家などの名称、警備やシャトルバス、式典(花火)などの進行状況等を主催より聞いて総合的に判断しました。
(補足)
本イベントへの業務代行を受ける上で重要視したイベント概要書(イベントの開催目的や関わる予定であった団体名や企業名などが明記してある資料)は複数回の更新があり、共催などの予定者に予定という記載が抜けたり、協賛などの予定の無い企業名を複数用いたり、実行委員会内で使用すべき資料が外部に漏れていたりと、本イベントでは複数のイベント概要書もあり、最も重要とすべき内容に多くの事実と異なる説明が主催よりありました。また、それらの資料を用いて協賛などを得る為の営業や申請も行っていたようです。
<経緯について>
(11月)
・主催より「東京flavor」に対して出演依頼がありイベント概要書を頂く
・概要書の内容を検討し出演を承諾
・主催より(社)芸能研究生※に対して、他出演者様のブッキングの依頼を受ける
・(社)芸能研究生よりASUM(株)に対してブッキングの協力をお願い
・主催の提示する出演条件にて出演者様への出演交渉を開始
※在籍問題発生
・他社に在籍していると勘違いしていたので主催に説明し主催も把握(以降の業務代行も継続)
・主催より出演料の支払に関しては出演者へ直接または他社を通すように申し入れあり
(12月)
・出演料の支払に関して、主催がASUM(株)を通す方法に変える(支払条件変更)
・主催よりチケット販売開始の判断がなされ、チケット販売開始日が決定される
※主催から聞いていた内容が、予定していたことから大きく変わり始める(二転三転)
・主催がASUM(株)に対して、実行委員会のメンバーに会わせるということもあり、12月20日に会場視察も兼ねて、主催に会いに行きましたが、実行委員会のメンバーに会うこともできず、契約書なども受け取ることができず12月22日に一旦東京へ戻る
・12月23日に主催から一方的に会場(ステージ・音響・照明・施工など)や、支払条件など多くの変更を申し入れられたが、申し出を受け入れることができないためトラブルが発生
・突然主催より一方的にブッキングメンバーより外される通告を受け、主催が一方的にグループLINEからも退会
これを受け、(社)芸能研究生およびASUM(株)は、弁護士に相談し、今後は弁護士を通して主催とやり取りをすることにしました。
主催に対して2022年1月7日までに、業務代行を始めた後のイベント概要書通りに債務を履行するよう通告し現状復帰を促しました。
(年末)
2022年1月1日にタイムテーブル(出演時間)の発表が迫っていたため、主催に対してアーティスト写真やタレント名などの使用に対して、即時一時中止するよう申し入れました。
(年始)
2022年1月1日に主催よりタイムテーブル(出演時間)の発表がなされ、チケットの販売が継続されました。
(1月)
・弁護士と相談し、ブッキングした出演者様に対して、現状報告を行い、今後の対応について出演者様のご意向をお伺いし、複数の出演者様との意見調整などを行いました。
・主催より外された為、主催からの出演者変更やチケット販売に関する変更などの主催者発表も待ちましたが、主催より発表される様子が無いため、取りまとめ役として (社)芸能研究生が代表として、発表する方法で対応することにしました。
・弁護士に相談の上、発表文の最終原案を作成する段階で、最新の状況を確認する為に、1月21日に会場を管理している所へ現状を確認したところ、1月19日に主催が会場の申請を取り下げていたことも判明しました。
・出演者様に対して、事前に発表内容や発表日をお知らせし、 (社)芸能研究生が代表として2022年1月21日に発表しました。
(発表内容)
http://www.geiken.or.jp/asum
・主催が1月24日に発表される前日、主催に対して弁護士を通して事前に「Twitterにて名指しで非難することは、名誉毀損等になる可能性をお伝えした上で」お客様が知りたいのは、開催されるのか、チケットがどうなるのか、という点の発表にとどめて頂くよう連絡しました。
・主催より1月24日【お詫び】と今回の騒動についての説明がイベント公式Twitterでなされ、個人情報も公開されました。誠に遺憾でございます。
・主催が1月24日に発表された内容を見ても、もはや話し合いでは解決できないと判断しましたので、現在は弁護士を通した刑事告訴および民事訴訟の手続きをする準備を弁護士にお願いしている段階です。※お時間を要しますことご理解下さい。
(補足)
1月中旬までは、会場の使用許可申請について、会場を管理しております「鹿児島地域振興局建設部」は、許可を出される方向で前向きに検討されていたようです。
発表後の経緯については、主催がイベント公式Twitterで発表した通りとなります。
※2021年12月23日以降のイベント公式Twitter(@SanunitIを含む)は主催によって発信されております。
※イベント公式Twitterは2022年2月1日に削除されているようです。
<チケット返金について>
主催よりイベント公式Twitterにて1月26日~2月1日の間に順次、チケットの返金に関する発表(訂正)が行われましたが、イベント公式Twitterアカウントを2月1日に削除されたようですので、私共の方にて現時点で分かる範囲ですが、情報を取りまとめております。お手数ですが下記HPにてご確認下さい。
https://geiken.or.jp/asum2/
<皆様へ>
ASUM(株)
多くの皆様を巻き込み、混乱させる状態にしてしまいましたこと誠に申し訳ございません。
どのような話の内容であれ、楽しみにしてくださっていた皆様を裏切ってしまったこと、謝罪すべき立場でないご出演者様や関係者の皆様に大きなご負担をかけてしまっていることなど、このような騒動になってしまったことで地域の皆様にもご迷惑をお掛けしております。皆様からのご意見をしっかり受け止め、再発防止、社内コンプライアンスを強化し、2度と同じようなことを起こさないように徹底してまいります。謹んでお詫び申し上げます。
(社)芸能研究生
ASUM(株)およびご出演予定であったご出演者様、そしてイベント当日を楽しみにお待ち頂いていた皆様に心よりお詫び申し上げます。また、今回の騒動について本来であればご対応頂く義務も無いご出演者様、関係者様の皆様、ファンの皆様の手厚い対応に、心より御礼申し上げます。今回のことで鹿児島県のイメージダウンにならないことを今は願うことしかできませんが、いつの日か主催としてリベンジできればという想いもありますが、まずは今回の騒動に対する対処をしたのち、自身の今後についても考えてまいります。
この度は誠に申し訳ございません。謹んでお詫び申し上げます。
<本件に関するお問い合わせ先>
ASUM 株式会社
一般社団法人 芸能研究生
メールアドレス info@entertainment.sakura.ne.jp
※記載内容を報道等で利用する際は、3日前までにご一報頂きますようお願い致します。
※本件に関係の無い他者様および一般からのお問い合わせにはお答えできかねます。
予めご了承下さい。